アジアの建築には住む人を包み込むような優しさがあります。 建築は、その土地の気候・風土の上に成り立つものです。
私たちは稲作文化の中で森や雨を必要とし、自然を保護する文化の中で生きてきました。
毎年、家族で田植えを手伝わせて頂いている小高のおばあちゃんから稲ワラをゆずり受け、【風の棲処(すみか)】は、その稲ワラを左官材料に混ぜ、仕上げていきます。